ORA-00060のデッドロックが発生する際に、INITRNSの設定が小さいことからITL Slotが不足してデッドロックが発生する。通常はMAXTRANSで設定した値によって、ITL Slotを拡張するが、設定値が低い場合に大量の並列化処理が同一データブロックに走った場合に、ITL Slot獲得待ちのデッドロックが発生する。
INITRNSを予め大きめに設定しておくことが対応策としてあるが、1スロット24KBの確保が必要なので、確保し過ぎるとブロックのデータ格納量が不足する。スロット数の理想値は、格納される行数。
trcファイル上では、TXエンキューにおいて、holds X、waits Sが出力されており、AWR上は「enq: TX -allocate ITL Entry」が出力されている。
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