2011年8月30日火曜日

データ・ディクショナリ

当たり前すぎて、忘れてしまうので。メモ&コピー

データ・ディクショナリのすべての実表とユーザー・アクセス可能ビューは、Oracle DatabaseユーザーSYSが所有している。データ・ディクショナリの実表内のデータは、Oracle Databaseを機能させるために必要。このため、データ・ディクショナリの情報はOracle Databaseによってのみ書込みまたは変更される必要がある。したがって、Oracle Databaseのユーザーは、SYSスキーマに含まれている行またはスキーマ・オブジェクトを変更できない。変更すると、データ整合性が損われることがある。セキュリティ管理者は、このアカウントを厳しく管理する必要があり。

実表
    データベースに関する情報を格納する、基礎となる表です。これらの表に読取り/書込みできるのはOracle Databaseのみです。これらの表は正規化され、データのほとんどは、暗号形式で格納されているため、ユーザーが直接アクセスすることはほとんどありません

    ビュー

    これらのビューは、実表にあるデータを、ユーザー名や表の名前などの実用的な情報にデコードし、結合WHERE句を使用して情報を簡略化します。これらのビューには、データ・ディクショナリ内のすべてのオブジェクトの名前と説明が含まれています。すべてのユーザーがアクセスできるビューもいくつかありますが、その他のビューは管理者のみが使用するように設計されています。



      表6-1 データ・ディクショナリ・ビューのセット
      接頭辞 ユーザー・アクセス 内容 注意

      DBA_


      データベース管理者

      すべてのオブジェクト

      一部のDBA_ビューには、管理者にとって有用な情報を含む列が追加されています。

      ALL_


      すべてのユーザー

      ユーザーが権限を持つオブジェクト

      ユーザーが所有するオブジェクトが含まれています。これらのビューは有効化されている現在の一連のロールに従います。

      USER_


      すべてのユーザー

      ユーザーによって所有されているオブジェクト

      接頭辞がUSER_のビューには、通常、列OWNERは含まれません。この列は、問合せを発行するユーザーとして、USER_ビューに暗黙的に含まれています。


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