2012年1月30日月曜日

AOL/J Part3

FND_JDBC_BUFFER_MIN
 
最小バッファは、プールが利用可能リストに保持しようとする最小の接続数。
バッファサイズがFND_JDBC_BUFFER_MIN以下になると、プール管理のスレッドは
新しい接続を作るように通知される。通知されると、スレッドは即座にその差分を
埋めるだけの接続を作成しようと試みます。プールが既に最大値に達している場合には
新しい接続は作成されない。
このパラメータを0に設定すると、最小バッファのメンテナンスは無効化されます。
しかし、最大バッファのメンテナンスは行われたままです。一方でパラメータを
FND_MAX_JDBC_CONNECTIONSより大きな値に設定すると、全てのバッファのメンテナンス
は無効化される。



FND_JDBC_BUFFER_MAX

最大バッファはプールが利用可能リストに保持しようとす接続の最大数です。
負荷の高い間、バッファは最大数を超えることがあります。しかし、負荷が低くなると、
メンテナンスのスレッドは最大バッファの数までバッファを減少させます。

値が整数(例:30)の場合、最大バッファは固定。
一方でパーセント(例:20%)の場合、最大バッファは一定ではなく、代わりにトータルの
プールサイズのパーセントとして動的に算出される。最小バッファも最大バッファを
動的に決定する際に考慮される。( 整数値にパーセント記号(%)を変えることで変更可能であり
%の場合は10%以上が指針)

 maximum(t) =  minimum + ( (FND_JDBC_BUFFER_MAX/100)  * FND_MAX_JDBC_CONNECTIONS)

ここで、maximum(t)及びsize(t)はある時刻における最大バッファとプールサイズです。
スレッドは定期的にバファサイズをチェックします。バッファサイズが最大バッファより
大きい場合、スレッドはFND_JDBC_BUFFER_DECAY_SIZEに指定された数もしくは
最小バッファを超えた接続数の内、より小さい方の数だけ利用可能な接続を減少させます。
接続が利用可能リストから除去されるとき、最も長い時間利用されていないものが
最初に除去される。

このパラメータを100%に、あるいはFND_MAXIMUM_JDBC_CONNECTIONSと同じ値
及びFND_JDBC_BUFFER_MIN以下の値に設定することでメンテナンスのスレッドが
接続を除去されないようになる。

このパラメータを0に設定すると、最大バッファのメンテナンスは無効化される。

FND_JDBC_BUFFER_MINとFND_JDBC_BUFFER_MAXの双方を0に設定するとメンテナンス
がされなくなる。通常はMINとMAXの間で維持しようとする。

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